新作アニメレビュー─マクロス フロンティア

厨くさい.その一言に尽きる.キャラデザ・キャラ設定・脚本・演出,全部厨くさい.
はいはい河森河森

ってのが第一印象なんだけど。。この心地良さは何だろう,この作品全体に感じる統一感は何だろうwwww
良くも悪くも,端から端まで一つの色に統一されている.作品としては「図書館」より面白いかも.今の所.なんでかよくわからんけど,作り込まれてる感じがする.カメラワークとか言うなればお茶請けだしな.薫るのはやはり茶葉なのである,とでも言おうか.

音楽:OPは正直期待はずれ.90年代宇宙モノっぽいハイスピード・ソングという菅野よう子×真綾真綾の新たな試みだったが,どうもしっくりこない.まあ真綾たそもともと速い曲得意じゃ無いし。。作詞もガブリエラ・ロビン*1っぽいくないけど菅野さん,何かあったんですか?ww
このへんのマルチプレーヤ感は,さすが早稲田一文出身と言わざるを得ない.

ビバップなどと違って,BGMはメタなBGMではなく,舞台装置としてのBGM(つまり,登場人物に聴こえている)がそのまま使われているか,マクロス7のように,BGMがむしろメタにアニメ自体をコンサートにするような使われ方の音楽が主流になりそう?
挿入歌はキテるww「射手座☆午後九時 Don't be late」とかいう題名もさることなら,歌詞もアクエリオンを思わせるいいデムパ.菅野さんトバしてるなー.しかも作詞に佐藤大がクレジットされてると来れば,菅野音楽をおいかけてきたファンはそれだけでご飯三杯.

キャラデザ・キャラ設定・脚本・演出:前述

作画:キャラ・背景部に関しては派手さは無いが佳作.ひたすらシャープ・テカテカな印象.
3DCGに関しては,違和感が残る.エフェクトかけすぎて不明瞭?同じ制作会社が元請制作のアルジュナでも思ったけど,ハイライトでボケすぎじゃ.動きはいいのになー.あと,テクスチャ時々変.上空から見た街とか.

メカデザイン:ヴァルキリーなんかゴツイなーと思ったら,オプションなのね.B装備弐号機かっ!
ヴァルキリー脱ぐと旧作とあんまり変わってない.
それより注目したいのが,生活家電的メカ.路上掃除マシンとか浮遊広告とか,シェリルの早変わり衣装とか.このへんの細々した,ややもするとくだらない近未来描写には燃えると言わざるを得ない.


ということで,二話に進む.今クール追いかけるとか高校以来?途中で失望させられない事を祈るのみ.

*1:Gabriela Robin菅野よう子 はファンの間では公然の秘密wwwww